ナトム工法、シールド工法とは?七隈線陥没の原因理由は西洋地質の違い?





huiguig
2016/11/08(火)午前5時15分頃、福岡市博多区の博多駅前の市道「はかた駅前通り」で、縦横15メートル、深さ15メートルにわたり大陥没が起こりました。
市交通局によるとけが人はいなかったもようです。
現在周辺が全面通行止めとなっているほか、現場近くの博多駅など一帯で停電も発生しています。
陥没した道路の地下では、地下鉄七隈線の延伸工事中で、7日にも作業が行われ、地下水が出ているとの情報があったと言われています。
とても気になったのでリサーチして勉強させて頂きました。 画像出典:http://www.yomiuri.co.jp/





道路陥没事故

 

福岡市博多区の博多駅前の市道「はかた駅前通り」で、長さ約30メートル、幅約27メートル、深さ約15メートルにわたり陥没が起こりました。

現場では当時、市営地下鉄七隈線の延伸工事中でした。

七隈線(ななくません)は、福岡県福岡市西区の橋本駅から同市中央区の天神南駅までを結ぶ福岡市交通局が運営する地下鉄路線です。

「福岡市交通事業の設置等に関する条例」による路線名は3号線、鉄道要覧記載の路線名は3号線(七隈線)。

ラインカラーは   DIC-2568(系統色名:青みの緑)。天神南駅から博多駅までの区間が建設中であり、2020年度に開業する予定です。

【出典:Wikipedia】

 

陥没事故が起きた市営地下鉄七隈線の延伸工事では、施工方法としてナトム工法と、シールド工法が採用されていたようです。

原因については交通局が詳しい調査を進めています。



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ナトム工法とは?

 

New Austrian Tunneling Method  の頭文字を用いてNATM (ナトム)と呼ばれています。

主に山岳部におけるトンネル工法のひとつです。

トンネルは地圧(土や岩盤の圧力)が高くなるほど崩壊する危険性が高まります。

従来の山岳トンネルにおいては、トンネル壁面に骨組みとなる支保工を作り、矢板という木板や鉄板を壁面にあてがい、分厚いコンクリートを塗り、壁のアーチによってトンネルを支えるのが基本でした。

しかし矢板が年月とともに腐食し、コンクリートにひびを生じさせ剥落を起こす可能性があります。
ナトム工法においては、逆にこの地圧を利用して周囲の地層を一体のものとしてトンネルの強度を得るのです。

 

掘削した部分を素早く吹き付けコンクリートで固め、ロックボルト(岩盤とコンクリートとを固定する特殊なボルト)を岩盤奥深くにまで打ち込むことにより、地山自体の保持力を利用してトンネルを保持する工法です。

引用と参考:http://friends.excite.co.jp/

 

ugfuutu
出典:http://matome.naver.jp/

 

シールド工法とは?

 

シールドマシンと呼ばれる筒状の機械で土の中をゆっくりと掘り進めていく工法です。

前方の土砂を削りとりながら、掘った部分が崩れてこないようにマシン内部でセグメント(トンネルの外壁となるブロック)を組み立てていきます。

このように、トンネルの壁をつくりながら安全に掘り進めていくトンネル工事方法のことをシールド工法といいます。

シールド工法では、  掘削する面に圧力をかけて地盤の崩壊と地下水の流入を防ぎます。
掘り進めるのと同時にトンネルの外壁を組み立て、さらに壁と地盤との隙間をセメント状の注入剤で埋めることで、地盤のゆるみや地下水の浸入を防ぎます。

⇒ 詳しくは『きたせん』をどうぞ

 

・シールド工法の利点

掘削する面に圧力をかけて地盤の崩壊と地下水の流入を防ぎます。

掘り進めるのと同時にトンネルの外壁を組み立て、さらに壁と地盤との隙間をセメント状の注入剤で埋めることで、地盤のゆるみや地下水の浸入を防ぎます。

引用と参考:http://www.shutoko.jp/

 

ナトム工法の起源

 

ナトム工法は1950年頃、オーストリアで考え出された理論です。

1962年に、専門の学会で「NATM」として提唱されました。

1960年代には、ヨーロッパに広まりました。

日本でも1960年代中頃には、実際のトンネル工事に試験導入されたそうです。

それ以前の、日本で主流を占めていたのは、 「木製支保工(もくせいしほこう)」でした。

掘った部分が崩れてこないように、板材(矢板:やいた)を当て、材木(丸太など)でツッパリをしていたようです。
ナトム工法の国内の本格的な導入は、それから数年後の70年代になってからのようです。

引用と参考:http://www.anc-tv.ne.jp/

 

おしまいに

ヨーロッパアルプスは硬く均一な地質で、日本国土は硬軟,脆弱とりまぜた複雑な地質です。
現在でも、日本の地質に適応できるよう、改良とアレンジが続けられています。

・・・最後までお読み頂きありがとうございました。





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