生前退位で平成元号(年号)が変わるのはいつ?過去の上皇(退位した天皇陛下の意味)とは?


天皇陛下が生前に天皇の地位を皇太子さまに譲る【退位】の意向を持たれていることが宮内庁関係者の話でわかり、衝撃が走っています。





天皇陛下退位の意向

 

天皇陛下は1989年1月7日の即位後、憲法に従い、象徴として、国民に寄り添い、皇后さまと公務に当たられてきました。

 

陛下は2003年1月、前立腺がんの手術で前立腺を全摘出しています。

その後のホルモン療法の影響による骨粗しょう症を予防するため、運動療法を続けられています。

宮内庁は即位20年を迎えた2009年、当時75歳だった陛下の負担軽減策を発表しましたが、その後も気管支肺炎による入院や心臓手術が続き、昨年12月に、82歳を迎える記者会見で自身の加齢について言及されました。

 

海外の王室や日本の皇室の退位について、数年前から考えを周囲に述べられていたことが関係者への取材でわかっています。

 

 



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生前退位とは

 

生前退位の意味を調べてみると以下のような意味です。

終身制であり、かつ、該当の地位にある者の逝去に伴い後継者を選ぶ場合がほとんどであるような地位において、該当の地位にある者が存命中に退位すること。

通常、革命や憲法や法律などによって君主制が廃止されない限りは、自動的に継承者に譲り渡すことになる。
君主が生きているうちに地位権力を手放すことを「退位」という。

【出典:Wikipedia】

 

日本では江戸時代、光格上皇以前は、歴代の半数以上の天皇が生前退位を行っていたそうです。

 

持統天皇11年(文武天皇元年)8月1日(697年8月22日)が文武天皇に譲位し、史上初の太上天皇【上皇】になりました。

【上皇】(じょうこう)とは天皇が位を退いてからの尊称です。

 

その後、江戸時代後期仁孝天皇に譲位した光格上皇まで、59人の【上皇】が存在しています。

つまり、歴代天皇のうち半数近くが退位して【上皇】となっているんですね。

今の天皇陛下がもし仮に退位すると【上皇】となります。

 

江戸時代の光格天皇以降は上皇は存在しないようです。

明治以降の皇室典範では譲位を認めていないためです。

今の憲法や皇室典範では【譲位】は認められていません。つまり、天皇陛下は後継者の指名ができないのです。

ただ、今の憲法や皇室典範に、地位を手放す【退位】についての記述はないそうです。

 

陛下は、天皇の生前の退位について規定がない現在の皇室典範について十分理解しており、こうした話はごく近い人々との間でしかされなかったと言われています。

同庁はこうした話を受け、高齢になっても激務をこなされている陛下に配慮し、退位について検討が必要と判断したとみられています。

 

歴代長寿の天皇は?

 

最長年齢の天皇はかの昭和天皇でした。
87歳8か月(89歳)で崩御されました。

次は第108代の後水尾天皇で84歳2か月(85歳)という長寿です。
この方は1596年6月誕生ということですから、安土桃山時代の最後から江戸時代にかけての天皇です。

そして現在の今上天皇・明仁(あきひと)様がその記録に迫る第三位です。

 

しかし、初代天皇である神武天皇はなんと、127歳没という記録があります。

他にも137歳とか147歳とかいう天皇がいたと言われていますが、日本書紀といういわゆる神話の物語の世界でのお話です・・。

 

元号が変わるのはいつ?

 

元号法と呼ばれる法律によれば、元号は皇位継承があった場合に適用され、新たな元号に変わるとされています。

今回のように天皇陛下が生前退位し、皇位継承をなさる場合も例外ではありません。

 

天皇陛下は数年以内に譲位を希望されておりますので、皇位継承が正式に行われた時点で、元号が平成から変わる可能性があります。

その時がいつなのかは、天皇陛下のご判断次第と言えるでしょう。

 

平成の次の元号がどのような名前の元号が付くのかはまだわかりません。

元号は中国の昔の故事に習っており、故事に詳しい国文学者が平成の次の元号は何かを決めるからです。

皇位継承が正式に決まった時点で、一流の国文学者達が集まり、元号を決めるという流れになるのが一般的のようです。

 

追記:天皇陛下が在位30年を節目に譲位を望まれていることを受けて、政府が2年後の平成31年目の1月1日から年号を新しくする検討に入りました

 

引用と参考:https://wayohoo.com http://www.yomiuri.co.jp/ http://tochan-10ch.blog.so-net.ne.jp/ http://okamehachimoku.blog.so-net.ne.jp/ 他

最後に

天皇陛下は、戦没者慰霊に尽くし、戦後50年、60年、70年の節目には『慰霊の旅』として、沖縄や広島、長崎、さらに、海外でもサイパンやパラオなどを訪れ、黙祷をささげられて来られました。

ずっと平和を見守り続けた天皇なのですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。






Comment

  1. すぐる より:

    皇族の方々だって同じ人間なのに、公務を担うというレールがしかれ、自分の考えを自由に述べる権利、職業選択の自由、プライバシー、海外に移住する自由など、国民が当たり前にもっている自由もないというのはかわいそうです。生前退位ができるようになったとしても、生まれながらにして皇室という特別な身分であること、皇位継承1位の方は働き世代に天皇として人生を送らなければならず自由に職業を選べないので、人権との矛盾は消えません。
    もちろんイギリスの王制にも反対です。『英国王のスピーチ』のジョージ6世も本人はイヤだったのに国王になったという世襲制では避けられない運命になったので、かわいそう、こんな制度早く撤廃されてほしいと思いました。
    戦前まであった華族・士族も廃止されたのだから、日本も天皇制を廃止して国民が大統領を選ぶ共和国になるべきだと思います。
    国民投票で王制を廃止し共和制に移行したイタリアやギリシャのように、日本でも天皇制の是非を問う国民投票を実施すべきだと私は思います。

    • negi より:

      すぐるさん、コメントありがとうございます。
      私も皇族や王族の方々は自由がなくお気の毒に思います。

      しかも天皇陛下の公務日程は激務です。

      自分では何も選択できず、主張もできない。
      明仁様はご自身の人生をどう思われて過ごしてこられたのでしょうね・・。

      すべてを受け入れて、国事行為、行事、式典、ご訪問、お見舞いなど公務に人生を捧げられたのだと思います。

      天皇制の廃止は・・日本人はやはり伝統の維持を求める人が多いような気がします。
      でもこれだとすぐるさんの仰る通り、人権という観点からすれば矛盾は消えないのですよね。

      天皇を経験された方々が、本心ではどう思ってきたのか、その本音がわかればそれに基いて皇室典範を改正できればとも思うのですが、それも難しそうです・・。

      平和を見守り続けた今上天皇がいなくなるのは不安です。
      折しも世界の指導者達が代わりつつある時代ですから・・。

コメント

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