都連のブラックボックスとは?小池百合子氏は冒頭解散はできない!?推薦なしで都知事選正式表明!





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出典:http://www.sankei.com/

自民党の小池百合子元防衛相(63)が自民党都連の推薦を得ないまま知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を正式に表明しましたね。
出馬会見では、【都議会の冒頭解散】、【自民党東京都連というブラックボックス】と戦う!など、非常に過激な公約を披露しました。
はたして【都連というブラックボックス】とは?都議会の冒頭解散は可能なのでしょうか。





当選したら都議会を解散!?

 

東京都知事選の自民党候補者選びをめぐる、党側と小池百合子元防衛相(63)の対立が泥沼化してきています。

自民党都連の許可を受けずに突然出馬表明をしたことにより、自民党の重鎮達からは批判の声を多く浴び、今のところ自民では支持者はなしと思えるほど評判が悪いですね。

参院選のさなか、党内政局を起こすとは何事か!と、党の考えを無視する強硬な都知事選出馬表明ですから、自民党にとってはかなり迷惑だったのでしょう。

 

 

しかも小池百合子氏は、出馬会見で、

・都議会の冒頭解散
・『利権追及チーム』を新設し、都民からの意見を募る
・舛添要一前都知事の政治資金問題に関する第三者委員会を新設する

など、過激とも思える公約を披露しました。

 

舛添氏問題の追求姿勢といい、五輪に関わる利権漁りといい、都議会に対する都民の不満は鬱積していますので、非常にキャッチーな公約と言えます。

 

当初は自民党都連(=都議会自民党)に推薦を求めた小池百合子氏ですが、それが難しいとわかると一転して対決姿勢に転じ、

「今の東京都議会は、都民の気持ちからかけ離れている」
「都議会を変えないかぎり、猪瀬氏、舛添氏の繰り返しになる」
「都政の抜本的改革には、議会の刷新が必要だ」

と、【小池氏VS都議会】の構図を狙った露骨な戦略を展開しています。

自民党の都議からは「全面戦争をするつもりか!」と疑問の声が噴出しています。

 



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都連はブラックボックス!?

 

小池百合子氏は、出馬表明会見で、都連が都知事選への対応に関する結論を参院選後に先送りしたことに関連し、

「都連はどこで誰が何を決めているのか不透明なことが多かった。ブラックボックスのような形だ。」

「今回に限らず、いつ、どこで、誰が何を決めているか分からない。」

「猪瀬氏、舛添氏もあるところから急に都連と喧嘩が始まり、二人とも辞めた。」

「このような状況に陥ってしまうのはなぜなんだろうか? そのことも合わせて考えていかなければならない。誰かにとって不都合になったときに捨てられるというようなことが続いてきたように思える。」

 

と、意思決定プロセスの不透明さを指摘し、批判しています。

 

舛添氏問題などでもよく目にすることになった【都連】ですが、自民党の党内においては非常に大きな力を持っていると言われています。

その【都連】の権力者と言われるのが、【都議会のドン】こと内田茂都議です。

 

猪瀬直樹前都知事が、

「内田茂氏を筆頭とする都議会の権力構造はまさに【伏魔殿】と称するにふさわしいもの。」

コメントを残したことは話題となりましたね。

小池百合子氏が掲げる『利権追及チーム』の対象には、都議会議員も入っているものと思われますので、本当にこれが実現すれば、都議会にもかつてないメスが入る可能性があります。

 

【都知事が変われば東京は変わる】というは幻想で、東京都政の最大の問題は旧態依然とした東京都議会の体質にあるとの指摘は以前からされており、

石原慎太郎元都知事でも完全に突破できなかった構造と言われています。

 

 

冒頭議会解散は可能?

 

小池百合子氏は、【都議会を冒頭に解散する】などの公約を掲げましたが、この公約の実効性に疑問の声が挙がっています。

国会の衆議院解散は、【伝家の宝刀】とも呼ばれる通り、内閣総理大臣がいつでもできるものとされておりますが、地方議会では議会に不信任案を出された場合にしか知事は議会を解散することができません。

 

小池百合子氏は記者会見では、

「自ら解散をすることができないのは存じていますが、議会が私をダメだと判断すれば、不信任案が出ますよね?」

というようなことを仰っていましたが、議会は都知事を辞めさせるために不信任案を出すわけですので、自分たちが解散させられるとわかっていて不信任案を出すということはまずありません。

 

不信任案を出させる方法があるとすれば、【議員報酬・議員定数9割カット条例】のような議会が嫌がるような条例案を多く出して議会と対立し、

「都政を停滞させているのは、旧態依然とした都議会だ!」

と世論を煽り、都議会が不信任案を出さざる得ない状況をつくりだすことでしょうか。

 

可能性はなくはありませんが、【都議会の冒頭解散】は、実現根拠に乏しいと言わざるを得ないと思われます。

公約の筆頭に掲げた【都議会冒頭解散の手法】について、小池百合子氏の説明が今後求められます。

 

追記:小池百合子氏は、4年後の東京五輪を見据え、任期を三年半にすればどうか、とも提言しているようです。

【三年半過ぎた頃に、あえて不信任案をぶつけてもらう】という考えも、持っているようです。

 

引用と参考:http://headlines.yahoo.co.jp/ http://otokitashun.com/ http://blogos.com/ 他

最後に

現在メディアやネットなどでの小池百合子氏への支持は今のところある方だと思われますが、

「メディアを味方につけて、対立の構図を煽っている。」

「何かを悪者にして、それと戦う自分を正当化するのは、郵政選挙での小泉純一郎元総理と同じ手法。」

「政局ではなく、もっと政策について語ってほしい。」

など、露骨な戦略に対する批判も多いようです。

今後小池百合子氏の評価がどう変化していくのか注目されるところです。





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